神奈川朝鮮中高級学校(横浜市神奈川区)は9日、朝鮮学校への高校授業料無償化の適用を求める学校長談話を発表した。朝鮮学校の適用審査は昨年再開されたが結論は出ていない。談話では「政治外交問題を口実に無償化適用から除外するのは民族差別だ」と訴えている。
同校で開かれた会見では、高級学校の生徒・張晟嶺(チャンソンリョン)君(17)が「サッカー部で日本の学校とも交流している。学ぶ権利への差別は納得がいかない」と話し、オモニ会の朴京愛(パクキョンエ)会長(53)も「昨年、今年と(無償化適用外のまま)3年生を涙で卒業させた。憤りを感じる」と訴えた。姜文錫(カンムンソク)校長(53)も「文科省は昨年11月に授業を見に来ており、書類提出も終わっている」と早期の適用を求めた。
同校で開かれた会見では、高級学校の生徒・張晟嶺(チャンソンリョン)君(17)が「サッカー部で日本の学校とも交流している。学ぶ権利への差別は納得がいかない」と話し、オモニ会の朴京愛(パクキョンエ)会長(53)も「昨年、今年と(無償化適用外のまま)3年生を涙で卒業させた。憤りを感じる」と訴えた。姜文錫(カンムンソク)校長(53)も「文科省は昨年11月に授業を見に来ており、書類提出も終わっている」と早期の適用を求めた。